女性にも人気!
特殊車輌キャリアカー

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トラックドライバーの方にインタビューしていると、幼い時の憧れを実現して、トラックドライバーに転職・就職した方が多くいます。

前職は物流・運送業とは、全くことなる業種からの方も驚くほど多いです。就職した世代や就職した時期にもよりますが、最初の就職では、一般的な会社を選んだ方が多いようです。今は、トラックドライバーの働く環境が、昔に比べて驚くほど改善されているので、ドライバーが選ばれる理由の一つに変わってきてます。車輌の性能も格段にアップしていますし、GPSがあるので、まず目的まで迷うこともありません。そういう時代の後押しもあって、男性だけでなく、女性ドライバーの方も増えいるように感じます

大型特殊車両、キャリアカーを操る!

キャリアカーなどもその典型で、大きな車両が、交差点を曲がるときには、 沿道の子供達から拍手が起こることもあるそうで、幼い頃の自分を思い出すそうです。 大型で、荷台に数台の乗用車を乗せて牽引して運ぶ姿は、迫力があって、キャリアカーに出会った時は、非日常なレア感満載で、ラッキーアイテム的な感じさ覚えます。

企業コンプライアンスがしっかりしている

キャリアカーは大手自動車メーカーの生産から販売までの、その工程の中で、配送を担うことになります。 新車の搬送は、トラックドライバーにとって緊張度のかなり高い配送になりますから、例えば沿道の葉っぱにちょっと擦っただけでも、僅かな傷が新車に付きます。

「納車を楽しみにしているお客さんをがっかりせてはいけない。気をつけないと!」

運転において、そんな風に思うそうです。 最終ユーザーの方の実際の顔は見えませんが、顧客の喜ぶ姿を思ってできる仕事は素敵です。

そういう顧客目線ということもあるでしょう。キャリアカーでの配送に関わる物流・運送会社は、トラックドライバーの方への教育がしっかりしていますし、ドライバーのための職場環境もコンプライアンスに則って極めてしっかりした感じです。 迫力ある左折、右折で、交差点で拍手をもらえる華やかさの裏には、プロドライバーとしての安全対策と、傷一つつけず、無事に自動車を届けるという想いがあり、プロ意識の高さを感じます。 子供たちから見た、ドライバーへの憧れや、かっこよさとは、洗練されたプロ意識が醸し出すものかもしれません。

新車から中古車、廃車まで運んでいます

大型のキャリアカー配送の種類においては、新車だけでなく、中古車、事故車・廃車などの配送があります。 物流・運送会社によって、どれを得意として運んでいるかを調べてみるのが良いでしょう。(このブログでも機会があれば紹介していきたいと思います。) 憧れの大型キャリアカーに必要な免許は、大型免許、牽引免許になります。自走できない車や廃車を荷台に積む際には、フォークリフトの免許もあると良いかと思います。 力仕事はほぼない職場になりますので、女性ドライバーの方も多い気がします。OL、事務職からの転職など、全くの未経験からスタートした女性も少なくありません。 キャリアカーの運手の特徴として、配送の早さではなく、安全を最優先した運転が求められますので、女性の繊細さが活かされるのかもしれません。

働きやすさも人気の一つ

いわゆる憧れのキャリアカー、その正式名称は自動車運搬用車両、一般セミトレーラーと呼ばれています。普通の大型トラックとは異なり、一般道を走るのに特殊車両通行許可の申請が必要になります。そのため配送ルートはほぼ決まっていて、自動メーカーの工場から港まで、港の物流拠点から、車のディーラーの倉庫までなど、つまり計画的な配送をしているので、トラックドライバーからすれば、運転で道路状況の予測や配送時間を予測できる配送業務になります。安心して運転に集中できる環境になっています。 実際、運転においては 純粋に高度な運転テクニックが求められますが、だからこそ、技術的な向上心や、うまく操縦できたときの達成感もひときわだと思います。 運転技術の沼にはまれば仕事の楽しさは倍増かもしれません。

「トラガール」増えてます

女性のドライバーについて、国土交通省は「トラガール」 の呼称で、女性ドライバーを支援、促進しています。 実際に物流・運送業において、キャリアカーのみならず、女性トラックドライバーの活躍する企業は、どんどん増えていっている感じがします。このキャリカーにおいても、明るく元気な女性ドライバーに会うことが多いです。

キャリアカーの働き方について女性の方の記事をみつけました。 ・女性キャリアカードライバー(参考「なでしこドライバー」)

数年前の動画ですが、女性のキャリアカードライバーの動画もみつけましたので、参考にどんな感じかつかんでいただければと思います。

トラガール 豊田市:女性キャリアカードライバー(2016年)

キャリアカー、やはりかっこいいですね。

余談ですが、適性を試すのにトラックドライバーのシミュレーションゲームで適性を試してみてみるのも一興です。ゲームでも牽引は難しいです。ちなみに、牽引についてプロのキャリアカードライバーさんに聞いてみたところ、ドライバーさん曰く、ゲームの方が本物の運転より難しいということした。

物流・運送業界では女性の大型トラックドライバーが増えてきています。割合からすればまだまだ少ないですが、女性のトラックドライバーの方が、一人でも会社にいるとその場が和んだり華やかになりますので、どの会社でもやる気があればきっと歓迎されると思います。採用担当の方にお伺いしても、女性ドライバーにはい大いに期待をしています。

男性ドライバーが多いからと臆することは一切必要ないと思います。むしろ、

「女子力で会社を盛り上げに来ました!」

くらいの気概で大丈夫です。

男女問わず、キャリアカーは、間違いなく最高クラスの技術と安全運転を求められますので、だからこそ、子供から大人まで、みんなの憧れになるのかもしれません。

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